エンペドクレス <1>エトナ山の噴火口に飛び込んだらしい⊶自らを神と称する医者・予言者・科学者 

あらゆることに方便をまき散らし思想界に多大なる影響を及ぼした特筆すべき人物

エトナ山の噴火口に飛び込んだらしい自らを神と称するエンペドクレス~さらっと飛ばすつもりが、Back to the FutureのEmmett “Doc” Brownではないかと疑い長くなった。

1.刮目すべき!この時代に実験と考察を行った。実験を通して結果から考察する方法論を示した

どの書もありきたりにエンペドクレス(前492-432)は、万物の根源は四つで、愛と争いにより離合することを語ったなどと記されるが、それ以上に歴史的に記されなければならいないことがある。本当に重要なのは、彼は『科学者』として<推論>していることである。

目に見えない空気を実験によって物体性を証明した。「水時計として使われていたクレプシドラ(図-1:小さな飲料吸い上げ器)1a), 2a)を用いて、円錐の穴を指で塞いで開いている方を逆さにして水の中に入れると、クレプシドラの中の空気に妨げられて水が入ってこないことを示した。また、水で満たされているクレプシドラの穴を塞いでいれば、空中でさかさまにしても水がこぼれないことを示した」1a), 3), 4)のである。これについて、アナクサゴラス(ら)が述べているとあるが1b), 2b), 5a)、エンペドクレスの行った実験をアナクサゴラスが追試しているのである3), 5b)。ここで重要なのは、「実験によって目に見えない空気も空間を占めるなんらかの存在であり、力を出すことのできるなにものかである、という事実を論証したこと」3)である。さらに、この結果を「血が昇ると体内の空気を追い出し、沈むと空気を体内にはいらせる」3), 4)と、実験を通して空気の力を血液循環に結びつけた「推(考)察」に価値を見る。ファリントンは「(空気の実験を通して)物質はあまりにも微小なので視力では感知されないほどの形態で存在しうるものであるということ、しかも見えない形態でいて力を出すということを実験で示した。のみならず、感覚では知覚できない真理を、実験に基づく推理の過程で発見しうることを示した(一部改)3)」。この意義は「人間の感官知覚の及ぶ範囲を越えた一つの世界を克服していた。すなわち、非感覚的な物理的(自然的)宇宙を、それの可感覚的世界に現れた諸結果の調査検討によって明らかにした」3)とある。・・・これは、自然は見えない物体で動きをする3)という原子理論、万有引力につながる歴史的に重大な発見であるとともに、革命的な自然の解明法を人類に示していたのだ。

‟重いものが軽いものより早く移動する”2c), 5c)と信じる以前~においても実験を行った人物がいた(実験が科学の要件であるとまでは言わない。また、実験の結果が必ずしも正しい結論を導くともいえない。が)。

2.目に見えない磁力を論じる

なぜ鉄は磁石にくっつくのか?山本6)氏は目に見えない力の作用、ひいては万有引力につながる磁力について多くを言及しているが、ここではエンペドクレスの思考のみ紹介する。「磁石からの流出物は、鉄の通孔を覆っている空気を押しのけて、それらを塞いでいる空気を動かす。一方、その空気がその場を離れたとき、いっしょに流れ出す流出物のあとに鉄がついてゆく。そして、その鉄からの流出物が磁石の通孔まで運ばれると、それらの流出物がそれらの通孔に対応して適合するがゆえに、鉄もいっしょにそれらの流出物のあとについて運ばれる(磁石と鉄の両方から生じる流出物と、鉄からの流出物に対応する磁石の通孔とによって、鉄が磁石の方へ運ばれる)」6)。この通孔対して何かが適合するという説明は奇抜である。「すべてのものが作用を受けるのは・・作用者がある通孔を通って入り込むためである」としているように、この機械論的説明は物理的なもの、生理的なものなどあらゆる作用(現象)の説明とした6)。例えば、通孔という概念は感覚、視覚、聴覚などでも用いられており、個別の感覚の「通孔」に対して特定の「流出体(物)」が適合することで知覚が成立するとしている7a)。鍵と錠のような仕組みにも似ているが、「適合しない流出体は物体の通孔を通り抜ける」7a), 8)のだ。この時代に見えないものの力を神、オカルトに結びつけるのではなく、物理的な現象として捉えようとしたのは賞賛に値する。・・・理論が間違っていても。

3.万物は4つの元素の結合と分離なのか?

エンペドクレスは何を思ったのか、このご時世にかつてのイオニアで議論された万物の根源(基本要素)を考えた。その根源を、これまでと特に代わり映えのない火・空気・水・土の四つをあげた。「太陽をまずは見よ⋯⋯見るからに熱く、至るところ眩しき太陽を。不死なる者を次に見よ⋯⋯まばゆき光にひたされた不死なるものを。豪雨をまた、あらゆるものの中に見よ⋯⋯暗く冷たき豪雨を。また大地からは、楚となる固きものが流れ出る。「争い(恨み)」においてこれらすべてはばらばらになり、「愛」においてそれらは集まり互いに求め合う。これらのものからこそ、かつてあったもの、いまあり、これから先もあるだろうもののすべてが生まれ出たのだー神々でさえもーなぜなら、あるのはただこれらのみであって、それらがさまざまな姿のもととなるのだから。それほどの変化をもたらすのは混合である」7b)としている。「全くないものから生じてくることはない。また、あるものが滅び去ることもない」。ただ永遠に不変の「あるもの」(四つの根)を認める9a)。パルメニデスの無からの生成、空虚を否定し、万物は一であるという考えを否定する多元論者である10)

ヒュッポリュトスによれば、異端とされるマルキオン(2世紀)をサトルニロス派よりもはるかに気が狂れていると言い放ち、キリストの弟子ではなく隠れたエンペドクレスの弟子であるとして11a)、エンペドクレスの思想について次のように述べている。「宇宙が構成され今もなりたっている元素は六つあり、二つは素材的なもので、土と水である。二つは道具的なもので、火と大気であり、これらによって素材的元素が整えられ、変えられる。さらに争いと友愛(愛)が、2つの道具的元素を使って素材に働きかけ、それを形作る。・・・・まず、最初に聞くがよい。すべてのものの根源は四つある。アイテールのゼウス(火)、命を運ぶヘーレ(大地)、アイドーネウス(大気)、そしてネースティス(水)。彼女は涙で地上に泉を流れさせる。・・まことに、永遠不朽の時は、かつて有り、この先もあるだろう。そして、私が思うに、これら二つ(愛と争い:善と悪)を空しく手放すことはないだろう」11a)。ついでながら、「マルキオンよ、お前が言うところでは、この世の造り主は悪い奴だそうである。その造物主の造ったものを、善なる神がやがて解消するのだと言っている。耳を傾ける者たちにお前が福音として語っているのはエンペドクレスの愛についてではないのか」11b)と、やり込めている。

この四つの根は互いに独立して対等であり、これらが相互に混じり合うことで変化し様々なもの(形態)を生み出す。万物はこれら四元素が争いによって分離し、愛によって結合して形成される(プラトンは、これによるすべての生成は知性の働きによるものでもなければ、神の力によるものでもなく、技術によるものでなく、自然と偶然によるものとアテナイからの客人が聞き(・・)、記している)12)。争いによって一から多が生まれ、愛によって多から一が生じる。それらは生成されつつあるのであって、永続的な生をもっていない。しかし、それらが永遠に交替しつづけることで円環をなして常に不動である 5d), 13a)。つまり、一と多を繰り返す永劫回帰で、宇宙的円環7c)と呼ばれることがある。エンペドクレスは、この円環についてヘシオドスの「神統記」、黄金の時代から、銀の時代、青銅の時代、英雄の時代、鉄の時代への変化を念頭においていたと思われ14a)、4段階(期)に分けられている15)。第1段階は「愛」による一体化された状態で四根(火、空気、水、土)の区別がなく(しかし四根はそれぞれの本性を保持している)2d)、スパイロス(球:神)となっている。「愛」は中心にあり、「争い」は外周にある。第2段階は「争い」が次第に優位となり、四根が分かれて次第に空、大地、海が作られる。一体化の分離が進む。第3段階は「争い」が完全に優位いとなり、四根が分離し、同類が集結して外側から火、空気、水、土という層をなす。「愛」は球層の外縁部に追いやられる。第4段階は「愛」が力を取り戻し中心に戻り、四根が混ざり合い、死すべき無数の種族(混合された奇妙な生き物)が生まれ出る。「愛」が完全に優位になると第1段階に戻る9a)

宇宙生誕については、「最初に上層気(アイテール)が分離され、次に火が、つづいて土が分離される。そしてその土が(宇宙)の回転の力によって締め上げられると、水が出た。四つの基本要素はアイテールから順番に分離されていく(争いにより引き起こされた渦巻きの働きに基づく)。その後、太陽が現れ、大地(陸地)と大海と空気が生成される」7d)とある。勝手な空想だが、エンペドクレスは渦巻を天界の運動としているが、愛、争いという力、四根、生成物をたえまなく動かすダークエネルギー的な存在なのか?「より重いものより大きいものは渦巻の中心に向かって動かされる。大地も中心に集まったのだと言う。大地の静止の原因について、エンペドクレスのような人たちは、天界の運動がそのまわりを廻転し、大地の運動より迅速なので、杯の中の水のように大地の運動を妨げると説く」2e)。その「争い」が最も深く渦巻の底にまで到達し、「愛」がその旋回のただ中(宇宙の渦巻きの中心)に生じると、すべてのものが集まってただ一つのものとなる:渦巻きは争いが基本要素を分離後の愛の支配伸長期においても作用し続けるのである7e)

余談であるが、アリストテレスは現在の世界がいつの段階(期)と考えているのか議論されている。これまで読んだ本では残念ながら「愛」の支配する第1段階でないことは、一致しているようだ。「生成消滅論」では「争い」が増す第2段階にある2f), 9a), 10)としているが、第2段階か第4段階の説があることも紹介されている2g)。しかし、「天体論」では「愛」の支配伸張期(第4段階)であると想定されている7f)。岩崎15)は個人的に2段階にあると考えている。どの段階であるのか論争が続くのはよいとして、いつまでも紛争が続く世の中では愛が優位となる第1段階は来ないのかもしれない。

山本義隆氏はこの四つの根について、『「水」は液体性一般の原基、「土」と「空気」は固体性一般と気体性一般の原基を指し、「火」はエネルギー』と解釈している。『それらは、液体状態、気体状態、固体状態のように物質の相互に移行可能な相(様態)ではなく、四つの「根」は不生・不滅で、すべての物質はこの四つに還元されるが、それ以上還元できないという意味での「元素」である。あらゆる物質はこの四元素のある比率での結合状態で、物質の変化はその混合と分離によると考え、その変化をもたらす基本的作用因は「愛と争い」とされる』6)⦅物質の変化は愛(結合)と争い(分離)による⦆と解している。なるほど、こう考えると適当に唱えられたものではないということが分かる。さらに、『比率という考えはその後の物質理論に大きな影響を及ぼし、四元素理論は「相互の引力と斥力により定比例の法則にのっとって結合と分離を繰り返す諸元素」と潤色されうる』6)、とまで述べている。岩崎氏も「愛は引く力、争いは斥ける力で自然界に働く根源的な、物質的な力とし、四つの根の混合と分離に比例・割合の考えを取り入れた」15)としている。・・・・まあ、これはこれで分かりやすい。

柄谷行人氏も「万物は四元素の結合と分離により形成され、愛は結合、争いは分離をもたらす。<愛と争い>は<引力と斥力>という物理的な力である」といい、さらに「エンペドクレスは元素(基本要素)だけを考えたのではない。アエティオスによると、『エンペドクレスは四つの基本要素より先なる同質的な要素として、極小の断片が存在すると言った。基本要素をより小さな塊の結合からなるとしている。それは極小のもので、いわば基本要素の基本要素である』13b)、つまり原子を考えていた」14a)とまで述べている。

一見、土、水、空気(大気)、火でいろいろなものはできないと思っていたが、単純にその中にある物質を、アリストテレスではなく個人的に考えてみると、すごく曖昧な<土>には多種多様な無機物(鉱物由来)・有機物(生物や微生物等によるその分解物)、あらゆる物質や生命を含んでいて、物質の生成・分解の場でもある。土を基本要素?元素?という言葉で表すと誤解を招くのではないかと危惧する。最初に、土とは?水とは?空気とは?火とは何かについて考えるのが先ではないだろうか。土と同様に漠然とした<水>が川や海水も意味するなら多様な物質・生命が存在する。<空気>も様々なガスを含み、電磁波をも生む。冷却や触媒などとしての水の働き、化学反応に必要な熱、光となる<火>による結合・分離などで、確かに万物ができてくる可能性がある。というより、宇宙の生誕という量子的ゆらぎからの出発を考えなくても、地上のもの(物質)はこの地球にあるのであるから、この世のものはこれらからできていて、これら以外のところに求むることもない。つまり、基本要素というと仰々しいが、元素のような一つの物質を意味するのではなく、『土や水、空気、火にはこの世の物質があって、これらでいろいろなものができたり、壊されたりするでしょう』と言っているだけでは。と勝手に解釈すると哲学にならない。つち・・だいち・・・とすべきか・・・後半(エンペドクレス<2>)に続く。

アイキャッチ画像について

この絵はグレゴリウス・ライシュ著「Margarita Philosophica」の木版挿絵(1503年)を参考(アレックス・ベロス著「素晴らしき数学世界」p.176.早川書房, 他)に創作した。中央でクレプシドラを持っているのは、人間に知恵を授けたホモ・クロウ(Homo crow)である。エンペドクレスのいうところの、カラスの頭とヒトの体がさまよう中で遇運によって合体した生物と推察される。普通は絶滅するが、たまたま生き残ることができた。左下の若者はエンペドクレスと思われ、クレプシドラを机に置き四根を考え、自信に満ちている。一方、右下の老人はアナクサゴラス?らしいが不明である。水時計の水がめを机に置いて浮かぬ顔をしている。

引用・参考文献

1) アリストテレス全集 11.問題集.戸塚七郎訳.岩波書店.1968.1a)第16巻.無生物に関する諸問題.(八).訳者註: (2): p.574、1b) 同: p.241-244

2) アリストテレス全集 4.天体論 生成消滅論.村治能就・戸塚七郎 訳.岩波書店.1968.2a)村治能就 訳.天体論.第2巻第13章. 訳者註(12): p.177、2b)同(294b): p.90-91、2c)同第1巻第6章(274a): p.21-22、2d)戸塚七郎 訳. 生成消滅論:第1巻 第1章.訳者註(14): p.352、2e)天体論第2巻第13章: p.92-94、2f)生成消滅論:第1巻 第1章: p239、同2章(334a): p.327、2g)同訳者註(15): p.352-353、2h)同第1巻 第1章(315a): p.238-239、2i)同第8章: p.288、2j)同訳者註(10): p.369、2k)同第2巻第6章(333b): p.324-326.

3) ベンジャミン・ファリントン.ギリシャ人の科学(上).第四章: p.78-86.出 隆 訳.岩波新書.1956.

4) アリストテレス全集 6. 霊魂論 自然学小論集 気息について 山本光雄・副島民雄 訳.岩波書店.1968.(副島民雄 訳.自然学小論集 呼吸について 第7章(473b, 474a): p.305-308)

5) アリストテレス全集 3.自然学.出 隆・岩崎允胤 訳.岩波書店.1968.(出 隆 訳:第1-4巻・岩崎允胤 訳:第5-8巻).5a)第4巻第6章: p143、5b)同訳者註(4),(5): p.424、5c)第4巻第8章: p.156、5d) 第8巻.第1章: p.294、5e)訳者註:第2巻第8章(5): p.403. Cf, j. Burnet, Early Greek Philosophy, 3rd ed.: p.243、5f)第2巻第4-6章: p.66-78、5g)第2巻第8章: p.73-74.

6) 山本義隆.磁力と重力の発見.1 古代・中世.第1章 磁気学の始まりー古代ギリシャ.1 磁力のはじめての「説明」:p.20-29. みすず書房.2004.

7) G.S.カーク, J.E.レイヴン, M. スコフィ-ルド. ソクラテス以前の哲学者たち(第2版).内山勝利・木原志乃・國方英二・三浦要・丸橋裕 訳.京都大学学術出版会.2011.7a) 丸橋裕 訳. 第10章 アクラガスのエンペドクレス (ⅱ)感覚知覚と思考: p.396-398、7b)同(ⅶ)四つの根の混合 断片21.シンプリキオス『アリストテレス(自然学)注解』159.13: p.378-379、7c)同p373、7d) 同(ⅲ)宇宙誕生: p.386-387、7e) 同(ⅱ)渦動: p.382-387、7f)同: p.386、7g) (Ⅴ)動物発生論: p.389-392、7h)同: p.408、7i)同(Ⅵ)生物学: p.393

8) プラトン全集 9.ゴルギアス メノン.加来彰俊・藤沢令夫 訳.岩波書店.1980.(藤沢令夫 訳.メノン 九: p.263-264)

9) 納富信留.ギリシャ哲学史.筑摩書房.2022.9a)第Ⅱ部初期ギリシャ哲学.Dイタリアでの探求 第9章. エンペドクレス.第4節 自然について: p.235-242、9b)同第3節 浄め: p.232、9c)同第6節 受容: p.247.

10) J. V. ルース.ギリシャ哲学入門.第五章.前五世紀中頃における自然哲学者たち.エンペドクレス.p73-81.中西裕一・渡辺きみ代 訳.1997.駿河台出版社.

11) ヒッポリュトス.キリスト教教父著作集 19.全異端反駁.大貫 隆 訳.教文館.2018. 11a)第7巻.マルキオン.(二九):p.316-319、11b)同(三0) :p325、11c)第1巻.自然哲学者. エンペドクレス(三) :p.71-72.

12) プラトン全集13 ミノス 法律.向坂 寛・森 進一・池田美恵・加来彰俊 訳.岩波書店 .1981.(加来彰俊 訳.法律.第十巻 四(889): p.593-595)

13) ソクラテス以前哲学者断片集.第Ⅱ分冊.内山勝利 編集.内山勝利・日下部吉信・国方栄二・藤沢令夫・丸橋 裕・三浦 要 訳.岩波書店.2000.(エンペドクレス(A) 学説:丸橋 裕 訳.エンペドクレス(B)著作断片:藤沢令夫・内山勝利 訳).13a)第31章.エンペドクレス(B). 断片17 : p.240-242、13b)同エンペドクレス(A). アエティオス: p.188:、13c)同 エンペドクレス(B). 117.ディオゲネス・ラエルティオス/ヒッポリュトス: p.305、13d)同.127.アイリアノス: p.311.

14) 柄谷行人.哲学の起源.岩波書店.2022.14a) 第四章 イオニア没落後の思想 4 エレア派以後 a エンペドクレス:p164-170. 14b)第三章 イオニア自然哲学の特質 3 制作と生成: p.104-108.

15) 岩崎允胤.西洋古代哲学史[Ⅰ] ギリシャ・ポリス社会の哲学.1994.第1章 初期のギリシャ哲学 Ⅴ 多元論と原子論. A 多元論.1 エンペドクレス. p.181-192.未來社

以下は、エンペドクレス<2>で引用・参考としている。

16) アリストテレス全集 8.動物誌下 動物部分論.1969.第1巻第1章: p.266

17) アリストテレス全集 12.形而上学.出 隆 訳.岩波書店.1968.17a)第1巻第4章: p.20、17b)第1巻第10章: p.50

18) アリストテレス全集 9.動物運動論 動物進行論 動物発生論.島崎三郎 訳.岩波書店.1969.18a)動物発生論.第1巻第23章(731a): p.143、18b)同第1章: p.95、18c)同第3巻第5章: p.217、18d)同訳者註第1巻第2章(21): p317

19) アリストテレス全集 5.気象論 宇宙論.泉 治典・村治能就 訳.岩波書店.1969.(気象論.泉 治典 訳.第4巻第9章(387b): p.155)

20) テオプラストス.植物誌 1. 西洋古典叢書.小川洋子.京都大学学術出版会.2008.20a)解説.テオプラストスの生涯: p.459、20b)第1巻第8章.註釈(1): p.102-103、第2巻第6章.註釈(3): p.236-237.

21) 渡辺光太郎.花粉の役割がわかるまで.日本花粉学会会誌.42(2).127-140. 1996. (1. アッシリアのナツメヤシ.p.127-129)

22) 岩佐俊吉.園芸植物大事典 3.ナツメヤシ.p.453.塚本洋太郎.総監修.小学館.1989.

23) 柏谷秀一・吉田智.平瀬作五郎のイチョウ精子発見と恩賜賞受賞-研究者・教育者としての生涯-福井県教育博物館.2021.10.30.(福井県教育総合研究所.調査研究情報

参考・引用文献中の誤りについて

G.S.カーク, J.E.レイヴン, M. スコフィ-ルド著. ソクラテス以前の哲学者たち(第2版).京都大学学術出版会.2011.p.391 :アリストテレス「自然学」第2巻第7章(誤)・・・(正)第2巻第8

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